遥かなる深淵へ…

日々の出来事、コネタ、短編小説など書ければと

労い… 君に捧ぐレクイエム

昼間、祖母の農作業を終えた私は、畳で大の字で寝そべっていた…レポートの資料も持ってきたが何もする気になれなかった…夕食が出来たと祖母の声で目を覚ました…自分がかなりの時間眠っていたことに気がついた…
学校も休みに入り、隣の本家まで米を運んで欲しいと祖母に頼まれ、1日だけ滞在する予定だったが、気がつけばもう三日目だ…
食卓には山菜煮物とたらの煮付け、そうめんが並んでいた…祖母の手料理で一番好きなのがそうめん…というか、めんつゆ…祖母のお手製だ。煮干しだし汁にしゅうゆとおそらくショウガも少々…あとは何が入ってるかわからない…私は真っ先にそうめんに箸をつけ、自慢のお手製のつゆをふんだんに付け一気にすすりこんだ!旨い…!